桜田ひより プロフィール|子役から実力派女優へ成長した“令和のヒロイン候補”
基本プロフィール
- 名前:桜田 ひより(さくらだ ひより)
- 生年月日:2002年12月19日
- 年齢:22歳(2025年現在)
- 出身地:千葉県
- 身長:158cm
- 所属事務所:研音
- 趣味:アニメ鑑賞、ぬいぐるみ集めなど
幼少期からモデル・子役として活動をスタートし、現在はドラマ・映画・CMに引っぱりだこの若手実力派女優です。
経歴|子役時代からのキャリアとブレイク作品
桜田ひよりさんは、幼い頃に「演技の仕事がしたい」と自ら母親に伝え、モデル事務所に所属して芸能活動を開始しました。
当初は「成田ひより」名義で子役として活動し、その後、現在の所属事務所・研音のオーディションに合格して本格的に女優の道へ進みます。
2013年にはドラマ「冤罪死刑」や「かなたの子」などの作品に出演し、子役として着実にキャリアを積み重ねます。
ブレイクのきっかけ「明日、ママがいない」
転機となったのが、2014年の連続ドラマ 「明日、ママがいない」
児童養護施設で暮らす少女・ピア美役を演じ、その高い演技力と印象的な存在感で一気に注目を集めました。
以降も話題作への出演が続き、
- ドラマ「あなたには帰る家がある」
- 映画「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」「東京喰種 トーキョーグール」
などで存在感を発揮。子役から“若手実力派”へとステップアップしていきます。
モデルとしての活動|Seventeen専属モデルからスタイルブックまで
2018年には、人気ファッション誌「Seventeen」のオーディション「ミスセブンティーン2018」で専属モデルに選出。10代女子のカリスマ的存在としても支持を集めました。
2023年まで同誌の専属モデルを務め、誌面では透明感のあるビジュアルと等身大のファッションセンスが話題に。
さらに2025年11月には、初のスタイルブック 『ひよりごと』 を発売。
大好きな韓国での撮り下ろしカットや愛用コスメ、セルフメイクの解説、日常の素顔に迫る内容がぎゅっと詰まった一冊となっています。
代表作・主な出演作品
※CM・舞台なども多数ありますが、ここでは主にドラマ・映画を中心にピックアップしています。
テレビドラマ
- 「明日、ママがいない」(2014年/日本テレビ)
児童養護施設の子ども・ピア美役で注目を集める出世作。 - 「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」(2017年/MBS・TBS)
麻雀をテーマにした人気漫画の実写ドラマ版で、高鴨穏乃役として主演を務める。 - 「silent」(2022年/フジテレビ)
川口春奈さん&目黒蓮さん主演の話題作で、主人公・想の妹・佐倉萌役を好演。作品自体が社会現象になるほどの人気を集め、「自身にとって大切な作品」と語るほどの代表作となりました。 - 「生き残った6人によると」(2022年/MBSほか)
ゾンビ×恋愛の異色作で主演を務め、強さと繊細さを兼ね備えたヒロイン像を体現。 - 「家政夫のミタゾノ 第6シリーズ」(2023年/テレビ朝日)
松岡昌宏さん主演の人気シリーズにレギュラー出演。 - 「あの子の子ども」(2024年/カンテレ・フジテレビ系)
高校生の妊娠をテーマにした社会派ドラマで、主人公・川上福役として主演。若い世代の“いのち”への向き合い方を丁寧に演じ、大きな反響を呼びました。 - 「相続探偵」(2025年/日本テレビ系)
赤楚衛二さん演じる相続探偵・灰江七生を支える、医学部生アシスタント・三富令子役で出演。Netflix配信もされ、国内外で視聴されています。 - 「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(2025年/日本テレビ)
佐野勇斗さんとのW主演となる水10ドラマ。大企業の社長令嬢・八神結以役として、誘拐事件をきっかけにした逃避行と心の成長を描くノンストップ・ヒューマンサスペンスです。
このほか「沼る。港区女子高生」「あたりのキッチン!」など、近年は主演・主要キャストとしての出演が相次いでいます。
映画
- 『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』(2014)
- 『脳内ポイズンベリー』(2015)
- 『東京喰種 トーキョーグール』(2017)、『東京喰種 S』(2019) – 笛口雛実役
- 『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』(2018) – 高鴨穏乃役(主演)
- 『ホットギミック ガールミーツボーイ』(2019)
- 『Our Secret Diary/交換ウソ日記』(2023) – 日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞した作品
- 『Buzzy Noise』(2024) – 音楽と日常をテーマにした作品で主要キャストを務める
- **『Blue Period』(2024)**ほか多数
受賞歴|映画賞でも評価された演技力
2024年には、第47回日本アカデミー賞で映画 『Our Secret Diary』(交換ウソ日記) によって新人俳優賞を受賞。若手女優としての実力が、映画界からも正式に評価されました。
同年の Elle Cinema Awards 2024 では、映画『Buzzy Noise』『Blue Period』でElleGirl Rising Star賞も受賞しており、10代後半〜20代前半の新世代スターとして注目されています。
- 第17回 TAMA映画賞 最優秀新進女優賞
対象作品:映画『この夏の星を見る』『大きな玉ねぎの下で』
コメントでは「本当に素晴らしい賞をいただけてとても嬉しい」「『この夏の星を見る』や『大きな玉ねぎの下で』に携わったキャスト・スタッフの皆様への感謝でいっぱい」と語っています。
また、『この夏の星を見る』自体も同じ第17回TAMA映画賞で、
- 最優秀新進女優賞:桜田ひよりさん・中野有紗さん
- 最優秀新進男優賞:黒川想矢さん
- 最優秀新進監督賞:山元環監督
と4部門受賞していて、作品としても大きく評価されています。
人柄・魅力|“ふにゃっと笑顔”と繊細な感情表現
インタビューや誌面などで見せる桜田ひよりさんは、柔らかい“ふにゃっとした笑顔”と、ちょっと照れ屋で真面目なコメントが印象的。
趣味のアニメ鑑賞やぬいぐるみ集めなど、素朴でかわいらしい一面もたびたび紹介されています。
一方で、作品の中では、
- 親子・兄妹の葛藤
- 高校生の妊娠や“いのち”の選択
- 極限状況で揺れる心情
といった重めのテーマも、繊細な表情と目の演技でしっかり表現できる女優さんです。
特に「silent」での佐倉萌役は、視聴者から「想のことを一番理解している優しい妹」として大きく支持され、本人にとっても「人生の大切な作品」と語るほどのターニングポイントになりました。
今後の活躍に注目
2025年は「相続探偵」「ESCAPE それは誘拐のはずだった」と、連続ドラマでの重要なポジションが続き、
さらにスタイルブック『ひよりごと』発売など“素のひより”を知ることができるコンテンツも増えています。
子役時代から着実にキャリアを重ねてきた桜田ひよりさん。
等身大の少女役から、難しいテーマを背負ったヒロイン、サスペンスの中核を担う役柄まで、幅広い作品で存在感を放つ“令和を代表する女優候補”として、今後の活躍にも要注目です。






