ドキュメンタリー映画 『満天の星』予告編CM 【戦後80年 学童疎開船「対馬丸」沈没の真実】

ドキュメンタリー映画

ドキュメンタリー映画 『満天の星』 について、詳細をご紹介します。この作品は、戦後80年を迎えた今、語られることのなかった戦時の記憶に迫る力強い映像作品です。

🎥 基本情報・あらすじ

  • 日本公開日:2025年8月1日(金)より全国順次公開、沖縄では7月4日に先行上映も実施(TOHOシネマズシャンテほか)
  • 上映時間:84分/G指定/ジャンル:ドキュメンタリー
  • 内容概要:1944年8月22日、沖縄から九州へ疎開中だった学童を乗せた「対馬丸」が米潜水艦に撃沈され、784名の子どもたちが命を落とした「対馬丸事件」。箝口令 (かんこうれい) によって長らく封印されてきたこの事件を、生存者の孫で俳優の**寿大聡(じゅだい・さとし)**が自身の旅を通して真実を追います。視点は戦地ウクライナにも及び、戦争の記憶を通じて“対話”の力を映し出します。

🎬 予告編(YouTubeハイライト)

なぜ“対馬丸”は狙われ見捨てられたのか―。映画『満天の星』予告編

日テレNEWS 【学童疎開船「対馬丸」】(YouTube)

【学童疎開船「対馬丸」】 沈没に「緘(かん)口令」…大きく渦を巻き沈むゆく船を目の前に…「助けられなかった」【戦後80年】

🎬 監督・ナレーション・スタッフ

  • 監督:葦澤恒さん(映像作家/オシアウコ名義・プロデューサーとしても活動)&寿大聡(俳優としての視点と当事者家族としての気持ちを融合した共同監督)
  • ナレーション:声優・田中真弓さん(『ONE PIECE』『ドラゴンボール』など)
  • 音楽市川淳さんがスコアを担当。戦争の記憶と向き合う映像に静かに寄り添います。

📌 特徴と注目ポイント

  1. 語られなかった歴史への正面からの問いかけ
     対馬丸事件は当時、強い情報統制下にあり、その真実は封じ込められてきました。本作は、その封印された記憶を丁寧に紡ぎ直し、次世代への継承を目指します。
  2. 当事者としての視点に根ざした映像
     孫である寿大聡氏が映画制作に深く関わり、自身の人生と祖父の経験を重ねることで、リアルで内省的な時間が映し込まれています。
  3. 国際的な視野
     監督の旅は戦地ウクライナにも及び、そこでも語られる子どもたちの声と夢が、現代の戦争と記憶のリンクを可視化します。
  4. 豪華メッセージ陣
     LiLiCoさん、原一男さん、金平茂紀さん、滝藤賢一さん、蓮舫さん、茂木健一郎さん、いっこく堂さんをはじめ、多彩な分野の著名人がコメントを寄せています。(公式サイトにて掲載)
ドキュメンタリー映画『満天の星』公式HP 7月4日沖縄先行、8月1日全国公開 TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開
【戦後80年】史上最大の学童死亡事件「対馬丸事件」の真相に迫る、衝撃のドキュメンタリー映画。あの日、海に沈んだのは日本の未来だった-。ドキュメンタリー映画『満天の星』公式HP 7月4日沖縄先行、8月1日全国公開

🎟 上映情報・劇場展開

  • 沖縄先行上映:7月4日に開催され、舞台挨拶やトークイベントも実施
  • 全国公開日:8月1日より全国で順次上映(TOHOシネマズシャンテ、アップリンク吉祥寺、横浜みなとみらいキノシネマなど)

✅ まとめ

項目内容
ジャンルドキュメンタリー(戦争・平和)
テーマ対馬丸事件の真実、記憶の継承、人と命の対話
監督葦澤恒さん & 寿大聡さん
ナレーション田中真弓さん
公開時期沖縄先行:7月4日 全国:8月1日〜
上映形式ミニシアターを中心としたロードショー
音楽市川淳さん
メッセージ賛同者LiLiCoさん、原一男さん、滝藤賢一さん 他

この映画は、戦争の記憶や歴史の真実を映像で語り直すという、社会的な意義を持つ貴重な作品です。