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映画「この本を盗む者は」公開直前予告|12月26日(金)ROADSHOW
映画「この本を盗む者は」本予告CM
映画『この本を盗む者は』とは?
- 作品名:この本を盗む者は(英題:Whoever Steals This Book)
- 公開予定日:2025年12月26日(金) 全国ロードショー
- 形式:劇場アニメーション
- ジャンル:ファンタジー/ミステリー/冒険(本の世界を旅する物語)
- 配給:角川ANIMATION
- 原作:深緑野分『この本を盗む者は』(角川文庫/KADOKAWA)
※2021年本屋大賞ノミネート作
「本嫌いの少女」と「犬耳の不思議な少女」が、本にかけられた“呪い”を解くために、本の世界を駆け巡る謎解き冒険ファンタジーです。
あらすじ(ネタバレなし)
舞台は「書物の街」読長町(よむながまち)
高校生・御倉深冬(みくら みふゆ)は、曾祖父が作った巨大な書庫「御倉館(みくらかん)」を代々管理する家の娘ですが、本人はあまり本が好きではありません。
ところがある日、御倉館の本が盗まれたことをきっかけに、街全体が物語の世界に飲み込まれてしまいます。
それは、本にかけられた「ブック・カース(Book Curse)」と呼ばれる呪いの発動でした。
呪いを解く鍵は“本の中の物語”にある――。
深冬は、犬の耳を持つ不思議な少女・真白(ましろ)と手を組み、本泥棒を追いながらさまざまな本の世界を旅していきます。旅の中で、
- 本泥棒の正体
- 御倉家に隠された秘密
- 「本が嫌い」だった深冬の本当の気持ち
といった謎に迫っていく…という物語です。
キャスト(声の出演)
メインキャストは、若手俳優×実力派声優の組み合わせという布陣です。
- 御倉深冬(みくら みふゆ):片岡凜
- NHK朝ドラ「虎に翼」で注目された片岡凜さんが、本作で声優初挑戦&映画初主演。
- 真白(ましろ):田牧そら
- 犬耳の不思議な少女。こちらも声優初挑戦。
- 御倉ひるね:東山奈央
- 御倉あゆむ:諏訪部順一
- 与謝野蛍子:伊藤静
- 春田貴文:土屋神葉
- 御倉たまき:朴璐美
- 要純一郎:千葉繁
- チェ・タンビ:鈴木崚汰
- 原田夏芽:上田麗奈
- 菊池田治:関智一
- 春田栞:高橋李依 ほか
若手俳優がメインの二人を演じ、脇をベテラン声優陣が固める「最近の劇場アニメ王道のキャスティング」スタイルですね。
スタッフ・制作情報
- 原作:深緑野分『この本を盗む者は』(角川文庫/KADOKAWA)
- 監督/コンテ/演出:福岡大生
- 「結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章」「ラディアン」「神クズ☆アイドル」などを手掛けたアニメ監督。
- 構成・脚本:中西やすひろ
- 「かぐや様は告らせたい」「地縛少年花子くん」など。
- キャラクターデザイン/作画監督:黒澤桂子(『彼方のアストラ』『クズの本懐』など)
- 音楽:大島ミチル(日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞経験あり)
- アニメーション制作:かごかん(株式会社かごめかんぱにー)
- アニメプロデューサー・比嘉勇二氏が設立した新スタジオで、本作が劇場長編第1作。
- 主題歌:YUKI「Share」(Sony Music Labels Inc.)
- 製作/配給:KADOKAWA/角川ANIMATION
スタッフを見ると、「中堅〜ベテランが集結した新スタジオの本気長編」という構図で、映像面も音楽面もかなり期待値高めです。
原作小説・コミカライズについて
- 原作:深緑野分(ふかみどり のわき)
- 単行本発売:2020年10月8日
- 文庫版(角川文庫):2023年6月13日
- ジャンル:ファンタジー+ミステリー+“少女同士の関係性”を軸にした作品(百合要素もあるとされています)
- 2021年本屋大賞ノミネート作品。
さらに、ヤングエースでのコミカライズ(作画:空カケル)もあり、全3巻で完結済みです。

