CMギャラリー
基本情報（共通事項）
（まず断っておくと、公開情報をもとにまとめたものなので、細かい演出・セリフや映像のニュアンスには若干のズレがあるかもしれない）
以下が、マッチングアプリ「with」の新TVCM 「自然な出会い1」篇 と 「自然な出会い2」篇 の詳細情報と私なりの分析だ。
- タイトル：「自然な出会い1」篇（15秒）／「自然な出会い2」篇（15秒）
- 出演：草彅剛、そして先輩役として犬（ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、プクちゃんという名前）
- 放映開始日：2025年8月1日（金）より
- 放映エリア：関西エリアからスタート（順次全国展開予定）
- コンセプト：マッチングアプリを「自然な出会いの選択肢のひとつ」として位置づけ、初対面の不安感に寄り添う姿勢を演出。価値観を通じてつながる出会いを訴求。
- CM内で草彅剛は「出会いのキューピッド“with”」という役割を演じていて（比喩的に）、ユーザーの出会いをそっと後押しする立ち位置として描かれている。
- 撮影では、プクちゃん（犬）との距離感をじわじわ縮める様子が実際に演出され、映像上の “価値観で仲を深める” というテーマと重ねられている。
各篇のストーリーと演出
「自然な出会い1」篇
- この篇は、「マッチングアプリが婚姻のきっかけとして1位になるほど一般的になった」という、社会的な事実を背景に据えて、「自然な出会いの一つになれたらいいね」という語りかけを含む構成。
- 映像の流れとしては、日常の「友達の紹介・サークル・職場」など既存の出会いのルートを挙げ、「そんな選択肢のひとつに with があればいいな」というナレーション・語り口で視聴者に語りかける形。
- 草彅剛とプクちゃんとの関係性描写が、少しずつ心を通わせていくような演出になっており、象徴的に “価値観でのマッチング／距離を縮めるプロセス” を映している。
- 最後に “自分と気が合う人と知り合う” という言葉が出る（ナレーションかテロップ）など、withが “気の合う人をつなげる” プラットフォームであることを強調。
「自然な出会い2」篇
- この篇では、with で “初めて会う相手” との出会いに対する不安や緊張に焦点をあてている。とくに、語りかけとして「最初はみんな会ったことがないんですけどね」というメッセージを使うことで、「未知の人と会うこと」への共感を表現している。
- 映像的には、初対面でのぎこちなさ・少しの不安感を和らげたいという気持ちを込めて、やさしい語り口と、草彅とプクちゃんのやりとりで “つながり始める瞬間” を描く演出がなされているようだ。
- この篇の狙いとしては、ユーザーが抱きがちな “見ず知らずの人に会うことへのためらい” を肯定しつつ、それでも一歩を踏み出す背中を押すような構成になっている。
制作的裏側・演出意図など
- 草彅剛は、今回のCMで “with” の “キューピッド役”的なキャラクターとして出演。実際には “with” そのもの（あるいは with が橋渡し役）を体現する存在。
- 撮影現場では、草彅さんとプクちゃんとの緊張を徐々にほぐして距離を縮めていくシーンが実際に撮られており、それ自体が “価値観マッチング” を体現するようなアートディレクションになっている。
- CMメッセージの背景には、withが取得したIMS認証（インターネット型結婚相手紹介サービス業の認証制度）を、安心・安全性の裏付けとして訴求する意図もある。
- また、宣伝文脈でも「価値観マッチング」「心に寄り添う出会い」「初対面の不安への理解」を軸に据えることで、他のマッチングアプリとの差別化を図ろうとしている。
