片岡凜プロフィール
2003年生まれの若手女優・片岡凜さんは、TikTok発の発信力と存在感ある演技で一気に注目を集めた新世代の女優です。
朝ドラ『虎に翼』やTBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』など話題作への出演が続き、今後の飛躍が期待されています。
基本情報
- 名前:片岡 凜(かたおか りん)
- 生年月日:2003年10月6日(22歳/2025年時点)
- 出身地:群馬県(太田市出身と報じられています)
- 身長:162cm
- 血液型:O型
- 職業:女優
- 所属事務所:フラーム(FLaMme)
- 趣味・特技:英会話、ギター演奏
群馬県のインターナショナルスクール在学中にTikTokを開設し、発信力が話題となったことをきっかけに、複数の芸能事務所からスカウトを受けたと報じられています。
デビューまでの道のり
SNSから芸能界へ
2021年4月にTikTokを開設し、「自分という人間が存在していることを知ってもらいたい」という思いで投稿を続けたところ、フォロワーが急増。
その発信力と透明感あるビジュアルが注目され、20社前後の芸能事務所から声が掛かったと言われています。
同年12月にはフラーム所属となり、本格的に女優を目指すことを決意。高校卒業までは地元・群馬に住みながら撮影現場に通う生活を続けたそうです。
映像デビューは優里「レオ」MV
- 2022年2月:シンガーソングライター・優里さんの楽曲「レオ」のミュージックビデオで女優デビュー。
愛犬との日々を描いたMVの中で、感情の起伏を繊細に演じた姿が反響を呼び、YouTubeでの再生数も3000万回以上を記録したと紹介されています。
同年3月には『週刊ヤングジャンプ』の表紙に大抜擢され、「大型新人」として一気に名前が知られるようになりました。
主な出演作品
テレビドラマ
2022年以降、話題作への出演が続いています。
- 『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS 2022年)
第7話に川瀬ひな役で出演。これがテレビドラマ初出演となり、ピンク髪の家出少女というインパクトのある役柄で注目されました。 - 『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日 2022年)
津久井エマ役でレギュラー出演。これが連続ドラマ初レギュラーで、等身大の10代をフレッシュに演じました。 - 『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS 2023年)
佐藤小春役。女子高生でありながら妊娠という重い状況を抱えたキャラクターを演じ、感情表現の豊かさが高く評価されました。 - 『柚木さんちの四兄弟。』(NHK 2024年)
玲菜役として出演。家族ドラマの中で、さりげない存在感を残しています。 - 連続テレビ小説『虎に翼』(NHK 2024年)
法学部志望の優等生・森口美佐江と、その娘・並木美雪の二役を担当。
「どうして人を殺しちゃいけないのか」という問いを投げかけるシーンの迫力が話題となり、朝ドラ視聴者に強烈な印象を残しました。 - 『海に眠るダイヤモンド』(TBS 2024年)
日曜劇場枠で放送されたミステリードラマ。千景役として出演し、朝ドラに続いてプライム帯でも存在感を発揮しています。
このほか、『いちばんすきな花』『ブラックガールズトーク』『嘘解きレトリック』など、若手ながら幅広い作品で印象的な役どころを任されています。
映画・劇場アニメ
- 短編映画『空の港のありがとう』(2024年) – 映画初出演作。
- 劇場アニメ『この本を盗む者は』(2025年12月26日公開予定)
本嫌いの少女・御倉深冬役で映画初主演&声優初挑戦。人気小説のアニメ映画化で、タイトルロール的なポジションを務めます。
演技の特徴・魅力
片岡凜さんの魅力として、メディアでは次のような点がよく挙げられています。
- 目線や表情の変化で、役の「裏側」まで伝える演技
- どこか冷静でクールに見える一方、感情が決壊する瞬間に見せる不安定さ・脆さ
- 少女役から、影を抱えた人物、知性を感じさせる役まで幅広くこなす柔軟さ
朝ドラ『虎に翼』の森口美佐江役では、“サイコぶり”とも評される狂気を孕んだ演技が話題になり、「今最も目が離せない若手女優」と紹介されることもあります。
人柄・エピソード
- 英語力と国際感覚
群馬県のインターナショナルスクールに通っていたと報じられており、特技に英会話を挙げるなど、高い英語力が知られています。 - ギターと音楽好き
ギター演奏を特技として公表しており、音楽への関心も高い様子。将来的には音楽系作品でのパフォーマンスにも期待が高まります。 - SNSで見せる独特の文章センス
X(旧Twitter)やInstagramでは、少しシュールで文学的な文章を投稿することも多く、「文章が面白い」「文才がある」とたびたび話題になります。
今後の注目ポイント
- 朝ドラ『虎に翼』での怪演
- 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』などプライム帯ドラマ出演
- 劇場アニメ『この本を盗む者は』での初主演・声優挑戦
この3つの流れから、今後は「実写ドラマ」と「アニメ/声優」両方で活躍の場が広がる可能性があります。
10代後半~20代前半の役はもちろん、ダークさや狂気を含んだ役、知的な役にも強い印象があるため、シリアスな作品でのさらなる飛躍にも期待が集まります。

