岡崎紗絵さん出演 クスリのアオキCM 『ジオラマ遊び篇』『潜入捜査篇』『キャリアアップ篇』

クスリのアオキ

CMギャラリー

概要

少し調べてみたよ ! 岡崎紗絵さんが出演した「クスリのアオキ」のCM「ジオラマ遊び」「潜入捜査」「キャリアアップ」篇について、わかる範囲で詳細をまとめる(完全な裏話とかは出てなさそうだけど、公式情報+視聴公開分から整理できる)

このシリーズは、ドラッグストアチェーン「クスリのアオキ」の採用/イメージCMの一環で、いろんな職種や「働く自分」の姿を想像させる演出がされている。岡崎紗絵さんが「就活生」ぽい立場で、あるいは将来を考えて“キャリアを積むこと・夢を持つこと”を描く内容が多い。

CMは北陸3県(金沢・富山・福井)で放送開始。後に東海地方などでもオンエア範囲が拡大したという報告あり。


各篇の内容

CM名放送時期 / 公開時期ストーリー・演出テーマ/メッセージ
潜入捜査篇2019年頃(就活シーズン?)岡崎紗絵さんが「就活生」になりきって、ヘルメットをかぶって、モグラのように地下を掘って(壁や床を破って?)、クスリのアオキの社内に“潜入”する演出。つまり、表面的には学生だが、実際には会社の様々な部署(商品仕入れ、建築、販促、スーパーバイザー、ITなど)を調査する、会社内部の“仕事の種類”を見せる構成。多様な職種・働き方があること、「クスリのアオキ」での仕事は表に見えている店舗業務だけではなく、裏側にもたくさんの役割があり、それが組みあわさって“お客様に来てもらうまで”/“店ができるまで”が動いている、ということの提示。就活中の人に対して「こんな仕事もあるよ」と興味を引くこと。
ジオラマ遊び篇潜入捜査篇の少し後または並行(2019年)世界が小さな模型(ジオラマ)のようになっていて、岡崎紗絵さんがその模型の世界に入り込んで“遊んでいる”描写。歌やリズム感ある展開。「病院出てアオキに寄って薬をもらって帰りましょ♪」というような歌詞(または歌的フレーズ)が使われている。衣装や髪型も、模型の中の女の子(=ジオラマのイメージキャラクター)とそろっていたり、小さな街やお店が模型風に表現されていたりする。店舗やお店めぐりの楽しさも含めて、「クスリのアオキ」が身近であること、買い物/寄ることの気軽さや“アオキに寄ること”が日常のひとこまになる、というイメージの強調。視覚的に可愛らしく親しみやすい演出で、会社・ブランドの敷居の低さや好意度を上げる狙い。
キャリアアップ篇2019年7月に新CMとして「キャリアアップ篇」公開。岡崎紗絵さんが、将来を見据えて「大きな夢・目標を持つこと」「成長すること」に重きを置いたメッセージを語る/表現する。具体的には「誰もが思いつく夢なら誰かがいつか実現できる」「どうせ夢を見るならみんなが馬鹿にするような大きな夢を」などという言葉が使われていて、自分自身のキャリアを“アップしていく”=会社とともに成長していく姿勢を見せる。募集・採用の文脈で、“ただ働く”だけでなく“キャリアを積む場所”としてのクスリのアオキをアピール。夢や目標をもってそれに向かって努力できる人、成長志向がある人を引きつけたいという目的が見える。

メッセージ性・背景

  • これらCMはいずれも「企業イメージ育成+採用活動」の両方の目的を兼ねている(特に「潜入捜査」「キャリアアップ」)。クスリのアオキ側としては、「ドラッグストア」だけでなく「様々な仕事・ポテンシャル」を持つ会社であることを伝えたい。
  • 視覚的あるいは演出的な工夫がそれぞれ違っていて、ジオラマのような模型風のファンタジー要素、「調べる/探る」潜入捜査風のストーリー、夢を語るキャリアップ風のシリアス寄りの語り、とバラエティに富んでいるのも特徴。これは見ている人の“関心を引く”さまざまなタイプに刺さるように設計されているんじゃないかな。
  • 岡崎紗絵さんのキャラクターとして、「清潔感」「真面目さ」「未来への希望」を表現するのに適していたと思われる。モデル+女優としてのイメージが、CMのビジュアル/語り口に活きてる。